Claude(クロード)の使い方入門 — 始め方から、プロジェクト・Artifacts・リサーチなど便利な機能まで
「Claude(クロード)」は、Anthropicが開発したAIです。自然で読みやすい文章、長い資料の読み込み、プログラミングの支援などで評価が高く、仕事でも個人でも使う人が増えています。
この記事では、Claudeをこれから使う人のために、始め方から便利な機能、上手な頼み方までを詳しく解説します。
Claudeの特徴
| 得意なこと | 内容 |
|---|---|
| 自然な文章 | メールや記事など、読みやすい文章を書くのが得意 |
| 長い資料の読み込み | 分厚い資料やPDFをまとめて読み込み、要約や質問に答える |
| 考えを整理する | 複雑な話を、順序立ててわかりやすく説明する |
| プログラミング | プログラムを書いたり、直したり、説明したりする |
始め方
- Claudeの公式サイト(claude.ai)を開く、またはスマホのアプリをダウンロードする
- メールアドレスやGoogleアカウントでアカウントを作成する
- 画面下の入力欄に、質問や頼みたいことを入力する
パソコンのブラウザ、パソコン用アプリ、スマホアプリで使え、同じアカウントなら会話の履歴も共有されます。
まずはこんなことを頼んでみよう
来週の会議で使う、新サービスの企画を3案考えて。
対象は20代の会社員で、予算は少なめ。
このメールを、ていねいだけど堅すぎない文章に直して。
(メールの文章)
「インフレ」について、中学生にもわかるように、
身近な例を使って説明して。
上手な頼み方のコツ
1. 目的と背景を伝える
「何のために」「どんな状況で」使うのかを伝えると、答えがぐっと的確になります。
2. 出力の形を指定する
「箇条書きで」「表にして」「300字以内で」など、欲しい形を伝えましょう。
3. 会話で直していく
一度で完璧な答えを求めず、「もっと短く」「例を足して」など、やりとりしながら仕上げましょう。
頼み方の基本は「プロンプトの書き方 基本の5つのコツ」でも詳しく紹介しています。
便利な機能
ファイルの読み込み
PDFや文書、画像などを入力欄に添付すると、その内容について質問できます。
このPDFの報告書を読んで、
結論と、その根拠を3つにまとめて。
長い資料も一度に読み込めるのが、Claudeの大きな強みです。
Web検索
無料プランでもWeb検索が使えます。新しい情報が必要な質問では、Webを検索して答えてくれます。答えに示された出典は、自分でも開いて確かめましょう。
Artifacts(アーティファクト)
Claudeに文章や図、簡単なアプリなどを作ってもらうと、会話の横に独立した画面として表示される機能です。
たとえば、次のようなものを作れます。
- 企画書や記事の下書き
- 表やグラフ
- 簡単な計算ツールやゲーム
できたものをそのまま確認・修正できるので、とても便利です。
プロジェクト
関連する会話や資料をひとまとめにしておける機能です。
たとえば「新商品の企画」というプロジェクトを作り、関連資料を入れておけば、そのプロジェクトの中での会話では、毎回資料を説明しなくても、Claudeが内容を踏まえて答えてくれます。
無料プランでは最大5つ、有料プランでは制限なく作れます。
メモリー
会話をまたいで、あなたのことを覚えておく機能です。「私は営業職です」「文章は丁寧めが好み」といったことを覚えておいてくれるので、毎回説明する手間が減ります。
リサーチ(有料プラン)
時間をかけて多くの情報を調べ、レポートの形にまとめる機能です。あるテーマについて全体像を知りたいときに便利です。
Claude Code(有料プラン)
プログラミングを手伝う機能です。プログラムを書いたり、直したり、説明したりしてくれます。
ほかのアプリとの連携(有料プラン)
公式の料金ページによると、有料プランではChromeやMicrosoft 365との連携、タスクを任せたり予約したりする機能なども使えます。
無料と有料、どちらがいい?
| プラン | 向いている人 |
|---|---|
| 無料 | まず試したい人、たまに使う人 |
| Pro(月20ドル) | 毎日使う人、リサーチやClaude Codeを使いたい人 |
| Max・Ultra | 大量に使うヘビーユーザー |
詳しくは「Claudeの料金プラン比較」で解説しています。
活用例
仕事
- 会議のメモから議事録を作る(議事録の作り方)
- メールや報告書の下書きを作る(ビジネス文書の作り方)
- 長い資料を読んで要点をまとめる
- 企画のアイデア出しの相手にする
勉強
- わからないところを、レベルに合わせて説明してもらう
- 自分の書いた文章を添削してもらう
- 確認問題を出してもらう
暮らし
- 旅行の計画を一緒に立てる
- 家電の説明書を読み込ませて、使い方を聞く
- 料理の献立を考えてもらう
使うときの注意点
答えが間違っていることもある
Claudeも、もっともらしい間違いをすることがあります。数字や日付、固有名詞など、大事な情報は公式な情報源で確かめましょう。確かめ方は「AIの答えをうのみにしない「疑う技術」」で紹介しています。
個人情報や機密情報を入れない
他人の個人情報や、会社の機密情報は入力しないようにしましょう。会社で使う場合は、社内のルールを確認してください。
データの扱いを確認する
入力した内容の扱いについては、設定画面やプライバシーポリシーで確認しておきましょう。チーム向けプランでは、初期設定で会社のデータをAIの学習に使わないとされています。
よくある質問
Q. 日本語で使える?
はい。日本語で質問して、日本語で答えてもらえます。
Q. ChatGPTとどう違う?
どちらも優れたAIですが、回答の書き方や得意分野に違いがあります。両方を同じ質問で試して、自分に合うほうを選ぶのがおすすめです。
Q. スマホでも使える?
iPhone・Android向けのアプリがあります。
まとめ
- Claudeは、自然な文章と長い資料の読み込みが得意なAI
- 目的・背景・出力の形を伝えて、会話で仕上げるのがコツ
- プロジェクト、Artifacts、メモリーなど、仕事が楽になる機能が充実
- 大事な情報は自分で確かめ、個人情報や機密情報は入れない
まずは無料で、普段の仕事や勉強の中のちょっとした作業を頼んでみてください。