AIツール

Claude(クロード)の使い方入門 — 始め方から、プロジェクト・Artifacts・リサーチなど便利な機能まで

· 約5分で読めます

「Claude(クロード)」は、Anthropicが開発したAIです。自然で読みやすい文章、長い資料の読み込み、プログラミングの支援などで評価が高く、仕事でも個人でも使う人が増えています。

この記事では、Claudeをこれから使う人のために、始め方から便利な機能、上手な頼み方までを詳しく解説します。

Claudeの特徴

得意なこと内容
自然な文章メールや記事など、読みやすい文章を書くのが得意
長い資料の読み込み分厚い資料やPDFをまとめて読み込み、要約や質問に答える
考えを整理する複雑な話を、順序立ててわかりやすく説明する
プログラミングプログラムを書いたり、直したり、説明したりする

始め方

  1. Claudeの公式サイト(claude.ai)を開く、またはスマホのアプリをダウンロードする
  2. メールアドレスやGoogleアカウントでアカウントを作成する
  3. 画面下の入力欄に、質問や頼みたいことを入力する

パソコンのブラウザ、パソコン用アプリ、スマホアプリで使え、同じアカウントなら会話の履歴も共有されます。

まずはこんなことを頼んでみよう

来週の会議で使う、新サービスの企画を3案考えて。
対象は20代の会社員で、予算は少なめ。
このメールを、ていねいだけど堅すぎない文章に直して。
(メールの文章)
「インフレ」について、中学生にもわかるように、
身近な例を使って説明して。

上手な頼み方のコツ

1. 目的と背景を伝える

「何のために」「どんな状況で」使うのかを伝えると、答えがぐっと的確になります。

2. 出力の形を指定する

「箇条書きで」「表にして」「300字以内で」など、欲しい形を伝えましょう。

3. 会話で直していく

一度で完璧な答えを求めず、「もっと短く」「例を足して」など、やりとりしながら仕上げましょう。

頼み方の基本は「プロンプトの書き方 基本の5つのコツ」でも詳しく紹介しています。

便利な機能

ファイルの読み込み

PDFや文書、画像などを入力欄に添付すると、その内容について質問できます。

このPDFの報告書を読んで、
結論と、その根拠を3つにまとめて。

長い資料も一度に読み込めるのが、Claudeの大きな強みです。

Web検索

無料プランでもWeb検索が使えます。新しい情報が必要な質問では、Webを検索して答えてくれます。答えに示された出典は、自分でも開いて確かめましょう。

Artifacts(アーティファクト)

Claudeに文章や図、簡単なアプリなどを作ってもらうと、会話の横に独立した画面として表示される機能です。

たとえば、次のようなものを作れます。

  • 企画書や記事の下書き
  • 表やグラフ
  • 簡単な計算ツールやゲーム

できたものをそのまま確認・修正できるので、とても便利です。

プロジェクト

関連する会話や資料をひとまとめにしておける機能です。

たとえば「新商品の企画」というプロジェクトを作り、関連資料を入れておけば、そのプロジェクトの中での会話では、毎回資料を説明しなくても、Claudeが内容を踏まえて答えてくれます。

無料プランでは最大5つ、有料プランでは制限なく作れます。

メモリー

会話をまたいで、あなたのことを覚えておく機能です。「私は営業職です」「文章は丁寧めが好み」といったことを覚えておいてくれるので、毎回説明する手間が減ります。

リサーチ(有料プラン)

時間をかけて多くの情報を調べ、レポートの形にまとめる機能です。あるテーマについて全体像を知りたいときに便利です。

Claude Code(有料プラン)

プログラミングを手伝う機能です。プログラムを書いたり、直したり、説明したりしてくれます。

ほかのアプリとの連携(有料プラン)

公式の料金ページによると、有料プランではChromeやMicrosoft 365との連携、タスクを任せたり予約したりする機能なども使えます。

無料と有料、どちらがいい?

プラン向いている人
無料まず試したい人、たまに使う人
Pro(月20ドル)毎日使う人、リサーチやClaude Codeを使いたい人
Max・Ultra大量に使うヘビーユーザー

詳しくは「Claudeの料金プラン比較」で解説しています。

活用例

仕事

勉強

  • わからないところを、レベルに合わせて説明してもらう
  • 自分の書いた文章を添削してもらう
  • 確認問題を出してもらう

暮らし

  • 旅行の計画を一緒に立てる
  • 家電の説明書を読み込ませて、使い方を聞く
  • 料理の献立を考えてもらう

使うときの注意点

答えが間違っていることもある

Claudeも、もっともらしい間違いをすることがあります。数字や日付、固有名詞など、大事な情報は公式な情報源で確かめましょう。確かめ方は「AIの答えをうのみにしない「疑う技術」」で紹介しています。

個人情報や機密情報を入れない

他人の個人情報や、会社の機密情報は入力しないようにしましょう。会社で使う場合は、社内のルールを確認してください。

データの扱いを確認する

入力した内容の扱いについては、設定画面やプライバシーポリシーで確認しておきましょう。チーム向けプランでは、初期設定で会社のデータをAIの学習に使わないとされています。

よくある質問

Q. 日本語で使える?

はい。日本語で質問して、日本語で答えてもらえます。

Q. ChatGPTとどう違う?

どちらも優れたAIですが、回答の書き方や得意分野に違いがあります。両方を同じ質問で試して、自分に合うほうを選ぶのがおすすめです。

Q. スマホでも使える?

iPhone・Android向けのアプリがあります。

まとめ

  • Claudeは、自然な文章と長い資料の読み込みが得意なAI
  • 目的・背景・出力の形を伝えて、会話で仕上げるのがコツ
  • プロジェクト、Artifacts、メモリーなど、仕事が楽になる機能が充実
  • 大事な情報は自分で確かめ、個人情報や機密情報は入れない

まずは無料で、普段の仕事や勉強の中のちょっとした作業を頼んでみてください。